市民シンポジウム阪堺線と東西LRT─堺市のLRT計画を考える─

東西の公共交通動線が弱く、市民が市の中心市街地を活用しにくい交通体系になっている堺市で、その解消にとLRTの導入が検討されています。シンポジウムは、以下の2部構成で行われました。(kmy)
●1部 LRTとは何か パネリスト 塚本直幸氏(大阪産業大学教授・さかいLRT研究交流センター研究員)、岡将男氏(RACDA路面電車と都市の未来を考える会岡山会長・全国路面電車ネットワーク運営委員長)、石塚昌志氏(堺市技監・元国土交通省特定都市交通施設整備室長)
●2部 市民と共に考える堺市のLRT計画
1部、2部を通じて、印象に残った意見を列記します。
●道路整備と鉄道整備の費用投下のアンバランスを解消する必要がある。
●堺市の場合、交通問題の解消だけなら、現在のシャトルバスで十分で、それ以上の成果を求めるとこにLRT検討の意義がある。
●車排除のコツは、アメとムチの施策を同時に実施すること。ムチは、特定エリアへの自動車の進入禁止。アメは、周辺エリアでの交通規制の緩和。
●鉄道事業単独での採算性を議論することはおかしい。世界的に鉄道事業が単独黒字になっている例は少ない。
●物事がうまく行くことを「軌道に乗る」というように、バスではなく軌道敷きの整備は持続性が保障される点で有効。
●岡山鉄軌道のように、鉄道事業の再生請負事業の担い手となっている事業者もある。
●LRTと街との関係は、エレベーターと各フロアーの関係に似ている。各フロアー=街がおもしくないとエレベーター=LRTも活用されない。
●LRTの問題は、市の都市計画のあり方と同時に検討しないと意味がない。
●現在、全国的には、50を超えるLRT導入を検討する団体がある。
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。