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京のまちづくり史セミナー「住民の自治とまちのルールづくり」谷直樹氏(大阪市立大学大学院教授)

まちのルールづくりを歴史から学ぶべく、町式目について歴史的な成立経緯とその裏側にあった自治意識について、谷氏より、ウィットの聞いたわかりやすい説明がありました。以下、印象に残った内容を箇条書きにします。(kmy)
●ソフトなまちのルールである町式目は、ハードなまちのカタチとセットである。
●京都で町式目が必要とされるようになったのは、応仁の乱後の「両側町」の成立に関係深い。
●両側町の成立は、町内に個人所有の空間とそうでない空間を生んだ。
●町式目の有効性は、現代の分譲マンション管理と比較するとわかりやすい。
●町式目には、一定の全国的なマニュアルが存在したと推測され、各地で基本的な文面+独自の内容で構成された。
●関西で独自の内容が多いのは大阪で、借家が多かったためルールが必要とされたと思われる。
●例えば、大阪では橋普請と称する橋の建設費、管理費の負担システムが発達した。
●火災時の消火作業への協力責任や、再建時の共同負担等のルールがあり、市街地大火に備えていた。
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